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緑内障とレーシックの関係について教えてください。

結論から言えば、「レーシックの後遺症のひとつに緑内障がある」という情報は間違いです。レーシックによる緑内障の発症のリスクは現在のところほぼないという研究報告がなされています。

では、レーシックをする場合、緑内障についてまったく気をつけなくてよいのかと言えば、そうではありません。緑内障は多くの日本人が罹患する決して珍しくはない目の病気ですが、レーシックを受けた場合、レーシックを受けていない人よりも少し気をつけなければならないことがあるのです。その点について詳しくご説明しましょう。


1.緑内障とは?


緑内障とは、眼球の後ろにある視神経が傷つき、視野が欠けていってしまう病気です。視神経が傷つく主な原因は、眼球の中の圧力が高くなり、神経を押しつぶしてしまうことです。視神経は一度傷ついてしまうと二度と回復できないので、緑内障が進行すれば失明してしまう可能性があります。


現在、日本における病気による失明原因のトップが緑内障によるものとなっています。


【途中失明の原因】
途中失明:病気によって起こる失明のこと

第1位 緑内障 25.5%
第2位 糖尿病性網膜症 21.9%
第3位 網膜色素変性 8.8%
第4位 硬度近視 6.5%
第5位 白内障 5.4%

(厚生労働省平成17年度研究報告書に基づく)


緑内障患者は、40歳以上の場合30人に1人程度の割合で存在すると考えられてきましたが、最近の研究では「40歳以上の20人に1人」という割合であることがわかっています。問題は「大変発見しにくい」ということで、9割以上の人々が緑内障にかかっているにも関わらず、何の治療も受けていないといわれているのです。


2.レーシックとの関係は?


レーシック手術によって緑内障を発症する可能性が大変少ないながらも、レーシックを受けた場合緑内障に関して注意すべきことがあります。


【レーシックを受けると普段の眼圧が下がる?】
レーシック術前と術後では、眼圧の値が5mmhg程度低くなると言われています。これはあくまでも測定値の関係で、本当の眼圧に変化はありません。


レーシックを行うことで角膜は薄くなっているので、押されると凹みやすくなっています。眼圧を測る機械は、角膜に空気を当て、その凹み具合で眼圧を測定しているので、「たくさん凹むということは中からの圧力が低いのだ」ということになってしまうわけです。


でも、それはあくまでも角膜が薄いからであって、眼球内の圧力が本当に低くなるわけではありません。


ところが、患者がレーシックをしたという事実を知らない医師からすれば、「眼圧が低い」と判断されます。本当は眼圧が上がっている(高くなっている)かもしれないのに、それが見逃されてしまうのです。


【緑内障は眼圧が上がれば進行する】
緑内障は眼圧が正常値の場合でも発症する場合がありますが、緑内障の進行に眼圧が関わっているのは確かなことです。いくら「正常値内」と判断されても、一般的な数値の上であって、個人の比較の上では眼圧が高くなってしまっているかもしれないのです。(眼圧が正常値内の緑内障については後に詳しくご説明します。)


緑内障の進行を防ぐためには、いち早く緑内障であることを発見し、眼圧を下げる点眼薬を使用して眼圧を下げることが大切なのです。


【眼圧が高くなったことの発見が遅れることで、緑内障の治療も遅れてしまう】
レーシックを行い、眼圧が高くないと判断されれば、緑内障の発見が遅れます。もし緑内障にかかっていても、すぐに眼圧を下げる治療ができないということになってしまうのです。


3.レーシック手術経験者が気をつけるべきことは?


では、レーシック手術経験者は、どういったことに気をつけるべきなのでしょうか。


眼科や健康診断で眼圧を測る際には、自分がレーシック手術を受けたことがあるという旨を伝えましょう。それだけで十分です。
(緑内障が既に進行していると、外科的手術が行われる場合があります。この際、レーシック手術の際の情報/カルテが必要になる場合があります。)


4.緑内障について気をつけることは?


1点、レーシックを受けた人も、そうでない人も気をつけなければいけないことがあります。


【眼圧が正常範囲内でも緑内障を発症する可能性がある】
緑内障の原因は眼圧の高さですが、「正常眼圧緑内障」と言って、眼圧は正常範囲値であっても緑内障を発症してしまう場合もあります。


これについてはまだまだ解明が進んでいませんが、「正常範囲値」はあくまでも多くの人々の平均的なもので、人によってはもっと低い眼圧でも神経が傷ついてしまうことがあるのではないかと考えられています。そのため、眼圧の検査だけではなく、眼底も検査する必要があります。


40歳を越えたら定期的に眼科で健診を受けるようにし、緑内障の進行を防ぎましょう。緑内障は完治することのない病気ではありますが、点眼液の処方によって進行を遅らせる、あるいは人によって殆ど進行しない状態にできる場合があります。とにかく早期の発見が第一なのです。


5.緑内障でもレーシック手術を受けることはできる?


緑内障になった場合、レーシック手術は避けるべきであると考えられています。フラップを作る際に眼圧が一時的に上昇し、視神経を傷つけて緑内障を進行させてしまう危険性があるからです。


レーシックの適正検査には、眼圧検査の他に眼底検査も行われます。眼底検査によって視神経の状態を確認することができるので、緑内障になっているのにレーシック手術が行われてしまうということはありません。


6.レーシック手術を受けていても緑内障の治療は可能?


レーシック手術をしていても、緑内障の薬物(点眼液)治療や手術は可能です。しかし、スムーズに手術を行うためにも、レーシック手術のデータやカルテがあることが望ましいとされています。有料の場合もありますが、カルテのコピーは入手しておきましょう。


ただし、クリニックや眼科によってはカルテのコピーや情報を渡してくれないところもあります。基本的にはカルテを保管する権利はクリニックや病院にあるのですが、やはりコピーを渡せないというのは問題があります。


レーシック手術を受ける前に、カルテのコピーを受け取ることができるかどうかを確認しましょう。今後、緑内障や白内障になった場合のことを考えて、及び、レーシックの再手術をする際他のクリニックや病院を利用することになった場合を考えて、ご自身の手術のデータは大切に保管しておきましょう。


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